職務内容

建築プロジェクトに関するプロジェクトマネジメント業務
・発注者側の立場に立ったプロジェクトの総合管理（企画・デザイン・コスト・工程・安全・品質・調達）
・プロジェクト関係者（発注者、設計者、コンサルタント、施工者等）との連絡、調整等

プロジェクトマネジャーが行うのは、文字通りプロジェクトの管理です。
建設事業であれば、発注者と設計・施工者との間に立って品質やコスト、スケジュールなど、発注者の要求水準を満たすために細かい関係者間の調整を行います。発注者と受注者の間に立つ第三者的な立場で管理するため、プロジェクト全体の最適化を実現できるのが特徴で、全世界的にスタンダードな手法として導入されています。

【主な職務内容】

1.プロジェクトの計画・スケジュール管理
プロジェクトの全体計画を作成し、段階的な進行スケジュールを策定。
プロジェクトの重要なマイルストーンや締め切りを設定。

2.予算管理
プロジェクトの予算を策定し、コスト見積もりや費用配分を管理。
予算超過を防ぐためのコスト管理と調整。

3.チームと関係者の調整
建築士、設計士、施工業者、クライアントとの連絡・調整役。
クライアントの要求や目標を正確に伝え、設計や施工に反映させる。

4.品質管理
設計・施工が基準や規則に準拠しているかを確認。
使用される材料や工法が適切であるかを監督。

5.進行状況のモニタリングと報告
プロジェクトの進行状況を定期的に監視し、クライアントに報告。
問題発生時のリスク管理と対応策の立案。

6.許認可手続き
必要な建築許可や届け出を確実に行う。
法律や規制の遵守を確認。

7.トラブルシューティング
工事中に発生する問題や変更要求に迅速に対応。
納期やコストに影響が出ないように調整。

8.プロジェクト完成後の引き渡し
完成した建物の検査と確認。
クライアントへの引き渡し手続き。
プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体を俯瞰し、スムーズに進行させる役割を担います。クライアントの期待を満たし、プロジェクトの成功に向けて調整することが求められます。